車査定を依頼するとき、査定士がいったいどんなところをチェックしているのか、気になりますよね。

査定士のチェック項目が分かれば、事前に対応することもできます。また、チェック項目を知っておけば、査定士にアピールしたり、査定士がサボったときに注意を促すこともできます。

というわけで、まずは「外装」「内装」「タイヤ」の3点に絞ってチェック項目を確認してみましょう。

外装のチェック項目

■外装の汚れ具合

外装の汚れ具合は査定対象になります。査定士の心証も変わるため、車査定の前には必ず洗車しておくようにしましょう。

■キズやヘコミの有無

キズやヘコミは当然査定額に不利に働きます。小さなヘコミ程度であればドライヤーで治る場合もあるので、修理法を確認しながら試してみましょう。なお、修理業者に依頼すると査定額より修理額が上回ってしまう場合もあるので注意が必要です。

■ナンバープレート

ナンバープレートのキズや破損もマイナスの影響を及ぼします。自力できれいにできる範囲であれば、車査定の前に洗浄しておきましょう。

■鍵穴のキズ

鍵穴周辺のキズも原点対象になります。コンパウンドで修復できる場合もあるので、手元にある場合にはぜひ試してみましょう。

■アンテナの破損

アンテナの破損は査定額が下がる要因になります。もちろん、ラジオの入り具合に影響のある場合も、減額対象になります。

■ランプの動作

フロント・テールランプの動作についても、もちろん査定対象になります。正常に機能するか、事前に確認しておきましょう。

■ガラスのひび割れ

飛び石などでガラスにひびの入っている場合は、査定額の大きな減少になる場合があります。

■ボディーカラー

同じ車種であっても、人気のボディーからの場合は査定額が上がる可能性があります。事前に人気色を調べておきましょう。

内装のチェック項目

■車内の汚れ具合

車内の汚れ具合も外装同様に、車買取額に影響します。車査定の前には、愛車への感謝の気持ちも込めて、しっかりと掃除をしておきましょう。

■喫煙の有無

車内で喫煙していた場合、ニオイやヤニなどの汚れから減額される場合が大いにあります。また、ペットを乗せていた場合にも同様の注意が必要です。

■オーディオ・スピーカーの動作

オーディオやスピーカーが正常に機能しているか、という点も査定に影響します。

■カーナビの動作

3年以内の新しいカーナビだと、査定額のアップする場合があります。逆にカーナビを取り外している場合（オーディオレス）は減額対象になります。

■ハンドル・メーターの汚れや動作

ハンドルやメーター、スイッチ周りの汚れも重要な査定ポイントになります。査定前にはしっかり掃除をしておきましょう。

■トランクルームの汚れ

トランクルームの汚れも査定に響きます。査定前には不要品を全て除去し、可能な限り綺麗な状態にしておきましょう。

タイヤ関連のチェック項目

■タイヤ、ホイールの汚れ具合

タイヤやホイールの汚れ具合も査定士の検査項目に入ります。査定前はワンコインでも構わないので必ず洗車をしておくようにしましょう。

■タイヤの残り溝

タイヤの残り溝も車の査定額に影響します。タイヤの溝が6mm以上の場合は査定額が上がるため、検査士がタイヤの残り溝をチェックしているか確認しましょう。

■スペアタイヤの有無

スペアタイヤがない、またはあってもタイヤの残り溝がない場合には、マイナス評価となります。

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