パーツやオプションは査定額に影響する?純正パーツは評価が高い!
車の査定額に影響する要因に、「オプション」や「パーツ」があります。同じ車種・モデルであっても、基本的にオプションやパーツが多い方が、査定額は高くなる傾向があるのです(少なくとも下がることはありません)。
ただし、どんなパーツでも査定額が上がるのかといえばそうではなく、もちろん条件があります。では、どのようなオプション・パーツであれば査定額に影響するのでしょうか。こちらの記事でまとめて見たいと思います。
査定額に影響するオプション・パーツ
冒頭で述べたように、車の査定額は、車種や年式、走行距離に加え、オプションやパーツでも変動します。
そして次の条件が揃った場合、オプションやパーツにより、査定額の上がる可能性があります。
- 純正装備の場合
- 人気のあるオプション・パーツの場合
中古車の査定額は、基本的に「需要」が反映されます。より新しい車、人気の車種、走行距離の少ない車が高く売れるのは、そういった理由があるからです。
そのため、オプションやパーツについても、まずはそれ自体に人気がなければ、査定額にあまり影響されません。
そしてもうひとつ重要なことは、それが「純正」でなければならないということです。純正のオプションやパーツは、車体に取り付けることを前提としており、デザインに統一性があったり、機能面におけるデメリットをもたらすことがありません。
そのため、人気のある装備品だったとしても、基本的に「純正」でなければ、つまり新車購入時にオプションで選択したものでなければ、査定額に影響しないことを覚えておきましょう。
ちなみに、具体的には次のようなものが挙げられます。
- バックモニター
- サイドモニター
- サンルーフ
- レザーシート
- 電動リクライニング
- シートヒーター
- 電動スライドドア
- ナビ
- ETC
- 自動ブレーキ機能
- 車線逸脱警報機能
- 誤発進抑制機能
自分で取り付けたパーツについて
車は自分で改造することもでき、所有者としては、その優位性を評価して欲しいと考えるはずです。しかし、自分で取り付けたパーツの良さは、あくまで個人の主観によるものです。
極端な例を挙げると、大きな音を鳴らす車を「カッコイイ」と感じる人もいれば、迷惑と思う人もいますが、それと同じ理屈です。
ようするに、自分が「良い」と感じるものであっても、そこに需要がなければ査定額には反映されず、逆に価格が下がってしまう可能性もあります。
場合によっては、査定額に好影響を与えるパーツもありますが、基本的には、自分で取り付けたパーツで査定額は上がらないと考えた方がいいでしょう。
高機能のオーディオ・ナビであれば査定額は上がる
自分で取り付けたパーツは基本的に査定額に影響しません。それはナビやオーディオも同様です。ナビやオーディオは必需品ですが、逆に装備されて当たり前と考えられるため、査定額が上がる、ということはありません。
ただし、それが高機能な最新機種である場合には、査定額に影響する可能性もあります。そのような装備がある時は、必ず査定士に伝えるようにしましょう。
付属品は必ず残しておく
車には、パーツやオプションの他に、スペアキーや取扱説明書、整備記録、管理手帳などの付属品があります。そして付属品があると、査定額に好影響を与えます。そのため、車の付属品は決して失くさずに、査定時に用意しておくようにしましょう。
タイヤ・バッテリー・オイルの状態は影響しない
意外にも、タイヤは新品であっても、査定額にほとんど影響しないと言われています。また、バッテリーやオイルも同様に評価されることが多いようです。
そのため、わざわざ査定前にお金をかけて交換せずに、そのまま査定を依頼するほうがおすすめです。
オプション・パーツを正確に査定してもらう
せっかく純正のオプションやパーツがあったとしても、査定士によって、あまり評価をされない可能性もあります。
そのため、純正パーツ・オプションがある場合には必ず査定士に伝え、どうしても影響がない場合には、別の販売店に依頼するようにしましょう。
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