自動車リサイクル法とは?返金を受けられる条件について
現在、自動車のリサイクルは、自動車リサイクル法という法律に基づいて行われています。自動車のリサイクル料金は、基本的に車の購入者が支払うことになり、場合によっては返金を受けられることもあるため、自動車リサイクル法について正しく理解しておくようにしましょう。
自動車リサイクル法とは?
自動車リサイクル法の正式名称は「使用済み自動車の再資源化等に関する法律」であり、2002年7月に制定され、2005年から施行されました。
自動車リサイクル法の目的は、配車する際のゴミを減らし、資源のリサイクルを促進することです。ただ、自動車の主要部品は「金属」であり、法律の制定前から、自動車のリサイクルはかなり進んでいました。
しかし、問題となったのは「金属以外」の部分です。とくに「シュレッダーダスト」「エアバッグ」「フロン類」は処理が困難であり、有償処分であったことから、不法投棄や不適正処理の原因となっていました。
そこで、これらの問題を解決するために、車の廃車費用をあらかじめ購入者から回収し、その費用に基づいて自動車のリサイクル・処分を行うことにしました。これが自動車リサイクル法です。
リサイクル料を支払うのは誰?いくらかかるの?
リサイクル料を支払うのは、原則的に新車を購入する購入者です。
リサイクル料は車種や、その車の装備によって変わりますが、おおむね、普通乗用車の場合で10,000円〜18,000円、軽自動車の場合で7,000円〜16,000円ほどになります。
なお、リサイクル料は、「リサイクル券」と引き換えに支払います。
リサイクル料の返金について
購入時に納めたリサイクル料は、廃車の際に使われるため、もちろん返金はありません。
ただし、車を売却する場合は、廃車には該当せず、むしろ所有者が廃車することはできなくなるため、リサイクル料を支払う義務から解放されるはずです。
この場合は、「次の所有者」にリサイクル料の支払い義務が移転し、次の所有者の支払ったリサイクル料で、旧所有者の支払った分が還付(返金)されることになります。つまり、リサイクル券が引き継がれるということです。
ただ、多くの場合は中古車販売店等の仲介業者を挟むため、実際には中古車販売店がリサイクル料の返金を行うことになります。
なお、返金されるリサイクル料が、査定額に含まれている場合と、車の売却代金とは別に支払われる場合があります。リサイクル料について知っていないと、返金分をごまかされてしまう可能性もあるため、必ず確認しておくようにしましょう。
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