外車の維持費は本当に国産車より高い?外車が高いといわれる理由について

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車好きであれば、誰もが一度は、外車に憧れたことがあるはずです。メルセデスベンツ、アウディ、アルファロメオ、フォルクスワーゲンなど、ただそれに乗っているだけで、自分もハイクラスの一員になったような気分になれるもの。

 

しかし、外車といえば「高い」というのが、私たちの共通の認識だと思います。果たして、本当に外車はそこまで高価なものなのでしょうか?

 

そこでこちらの記事では、外車が高いといわれる理由についてまとめてみたいと思います。

外車が高いというイメージは維持費が理由

外車=高級車というイメージもあり、たしかに、一部のずば抜けて高価な車のせいで、そのような印象を抱きがちですが、実際には高級国産車より手に入れやすい外車はいくらでもあります。

 

それでも、外車が高いという印象を持たれてしまうのは、ご存知の方も多いように、「維持費」に原因があります。

 

では、本当に外車の維持費は国産車より高いのでしょうか?詳しく確認してみましょう。

1.自動車税

自動車を所有している人は、毎年自動車税を納付する義務があります。そして自動車税は、車の排気量によって税額が変動しますが、国産か外車か、という点については、条件が設けられていません。つまり、外車だから自動車税が高くなる、ということはないのです。

2.保険料

車には自賠責保険と任意保険があり、自賠責については加入が強制されていますが、この保険料についても、国産・外車の区別はありません。国産車と同様の基準で、保険料が決められています。

3.修理・メンテナンス代金

外車の維持費が高いといわれる最大の理由が、この修理・メンテナンス費用です。外車が故障した場合、当然部品を海外から取り寄せなければならず、この費用が高額にのぼります。

 

また、そもそも欧米製の車は日本の高温多湿な環境を想定しておらず、とりわけ電気系統の故障が起こりやすいといわれています。これが、メンテナンス費用をさらに増やしてしまう理由になっているようです。

4.ガソリン代

外車の多くはハイオクを燃料としているため、ガソリンより高額になりがちです。また、そもそも国産車は世界トップクラスの燃費性能を誇るため、たとえガソリン車であっても、国産より燃料代が高くなってしまう傾向があります。

外車の維持費を抑えるためには

外車のメンテナンス費用を抑えることは難しい状況ですが、それ以外の維持費を少しでも抑えることは可能です。近年は排気量の小さいコンパクトな外車も多く出回っているため、そのような車種を選べば、根本的に維持費を抑えることができます。

 

また、メーカーのメンテナンスパックや保証サービスも、長期的な目で見ればお得になることも多いため、トータルの維持費(とくにメンテナンス費)を抑える手段としてオススメです。

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