ポルシェ マカンの買取相場とは
高級自動車メーカーとして世界にその名が知られているポルシェ。
今でこそSUVや4ドアセダンなど多様な車種を展開していますが、それはここ20年ほどのごく最近の話。ポルシェは創業から長らくの間2シーターのスポーツクーペを専門としてきた歴史を持っており、「ポルシェと言えばスポーツカーやレーシングカー」というイメージを持つ人は今でも少なくありません。
ポルシェがアイデンティティでもあった「スポーツクーペ専門」から脱却したのは、90年代後半のことです。アメリカでの業績不振が続いていたポルシェは、限定された市場を拡大するためにオープンタイプの「ボクスター」を販売。そして2003年にはポルシェ初のSUVである「カイエン」を投入したのです。
カイエンは大ヒットとなり、ポルシェを支える人気モデルとなりました。
そしてその人気を受けて2014年に登場したのが、カイエンよりも一回り小さいSUVの「マカン」です。
あらゆる意味で手軽なポルシェ
マカンの魅力は、あらゆる意味で「手軽である」ことにあります。
ボディサイズがコンパクト(とは言ってもそれは世界基準で考えた場合であり、日本国内ではまだまだ大きめのミドルサイズ)で、カイエンよりも街での乗り回しが楽になりました。
また、1000万円を超えるモデルが多い中でマカンの新車価格はベースグレードで700万円を切っていることも大きなポイントです。
「ポルシェは誰が見てもポルシェでなければならない」というスピリットは、値段が手ごろなマカンでももちろん健在。外観の「ポルシェらしさ」は保ちつつ、スポーツカーブランドならではの性能が十二分に盛り込まれた高性能SUVとして発売されたマカンは、新モデルでありながらしっかりと伝統を引き継いだ、まごうことなき「ポルシェ」だったのです。
小型化したことによる使い勝手の良さに、「あのポルシェがこの価格で手に入る」というお得感が加わり、マカンはカイエンの販売台数を上回る大ヒットモデルとなったのでした。
ポルシェ マカンの買取相場の傾向
それでは、中古車市場におけるマカンの具体的な価格傾向を見ていきましょう。
一般的に、メルセデス・ベンツやアウディなどの高級外車はリセールバリューが悪いと言われています。しかしポルシェは、それらのメーカーと比較しても値落ち率は低めです。
ここ最近は、取り扱う車種や販売台数が増えたことから徐々に値下がり幅も大きくなってきてはいるのですが、それでも高級外車の中では高め安定。ひと昔前の無敵感は薄れてきたとはいえ、まずまずの高値が期待できるメーカーなのです。
そんなポルシェの中でも、マカンの人気は圧倒的。市場の主流であるSUVであること、日本国内でも使いやすいサイズであること、価格が手ごろであることなどの理由から、特に高額取引を狙える車種と言えるでしょう。
ポルシェ マカンのリセールバリューが高くなるには?
マカンの数あるグレードの中でも特にリセールバリューが良いのは、ベースグレードである「マカン」。次いで、その1つ上のグレードである「マカンS」が有利です。
これはマカンに限ったことではなく、価格が高級な車は「買いやすさ」からベースグレードに需要が集中しやすいという傾向があるためです。
また、ポルシェは標準装備が弱く、数あるオプションを自分好みにチョイスして購入するのが当たり前の車です。
同年式同モデルであっても、車体により価値はさまざま。買取価格にもオプションの価格が反映されることになります。
人気のオプションを装備している場合は一般的な買取価格よりもぐっと高い値段がつくこともあるので、マカン売却を考えている方は一度無料査定などを試してみるといいでしょう。
次のマカンは電気自動車!?
今後の動向で気になるのは、マカンが2020年にフルモデルチェンジを控えていること。
次期型はなんと完全なる電気自動車となり、しばらくの間はガソリン車を並行販売する予定とのことです。
並行販売とのことなので、完全な世代交代よりも市場への影響は緩やかと思われますが、それでも中古車市場にどういった影響が出るかは未知数です。
マカンを1円でも高く売りたいと考えている方は、早めの行動を心がけましょう。
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