クライスラー・PTクルーザーの買取相場とは
クライスラー・PTクルーザーは、かつてクライスラー社が製造・販売していたハッチバック型の自動車です。
クライスラー・PTクルーザーの歴史
開発当初はクライスラー・ネオンなどに用いられたクライスラー・PLプラットフォームをベースにしていましたが、後に路線を変更。
担当デザイナーにブライアン・ネスビットを迎え、名車クライスラー・エアフローを近代的にアレンジした特徴的な曲線デザインが採用されました。
なお、クライスラー・PTクルーザーはもともとプリムスブランドから発売される予定でしたが、諸事情により、急遽クライスラーブランドからの発売となった経緯があるようです。
クライスラー・PTクルーザーは1999年にアメリカで発売が開始され、翌2000年から日本でも販売をスタート。
2010年に生産終了するまでに、約11年間で135万台を売り上げています。
また、11年の間に数度に渡りマイナーチェンジは施されたものの、販売終了までに一度もフルモデルチェンジをすることはありませんでした。
クライスラー・PTクルーザーの特徴・性能
クライスラー・PTクルーザーはなんといってもセダンとミニバンをクロスオーバーさせた、クライスラーの古き良きレトロなアールデコ調のデザインが特徴的。
ただし、その個性的なデザインに反し、室内空間は非常に快適で、車両感覚もつかみやすく、実用車としてもクオリティの高い自動車に挙げられています。
ボディは後方にいくにつれルーフが高くなるようデザインされており、これが広々とした室内空間にもつながっているようです。
サイズは、全長4330mm×全幅1725mm×全高1600mm。
エンジンは2リッターの直4DOHCで、141馬力/19.2kgmの十分なパワー&トルクを発生させることが可能。
駆動方式はFFで、安全装備としてデュアルエアバッグ、低速トラクションコントロール機能付きABS、プリテンショナー付きシートベルトを標準設定。
脱着式リヤシートとの組み合わせで、26通りのシートアレンジが可能となるなど、インテリアのカスタマイズができる点も魅力的です。
なお、日本モデルではすべての車両が右ハンドルに設定されています。
日本におけるタクシーとしての採用例
日本国内では自家用車だけでなく、タクシーとして採用された経緯もありました。
クライスラー・PTクルーザーといえばやはりその奇抜なデザインが特徴であり、2002年に千葉県浦安市のタクシー会社「舞浜リゾートキャブ」が看板車両として導入。
同社はもともと東京ディズニーランド近辺で営業をしていたことから、クライスラー・PTクルーザーはディズニー利用客向けに採用された経緯があるようです。
実際に利用客からの評判は良かったものの、アメリカ車ということもあり、また、そもそもクライスラー・PTクルーザーはタクシー用に設計されていないことから、耐久性の問題が多発。
2007年には同社における役目を終えることになりました。
なお、他のタクシー会社でも僅かながら導入されていたことがあったようです。
クライスラー・PTクルーザーの中古車価格相場
クライスラー・PTクルーザーの新車価格は230~340万円前後に設定されていましたが、現在の中古車価格は9.8万円~94.8 万円、平均価格は41.5万円、中心価格は29.8万円~45万円前後に設定されています。
このことから、クライスラー・PTクルーザーはかなりリセールバリューの低い車種といえそうです。
クライスラー・PTクルーザーを高く売る方法
クライスラー・PTクルーザーはアメリカ車ということもあり、査定の難しい車種に挙げられます。
車の査定には専門の知識や技術、さらに販路が不可欠であり、中古のアメリカ車の場合、それらのすべてにおいて制限が加わります。
つまり、アメ車の知識や販路を持った中古車販売店でなければ、査定額が著しく低下してしまうのです。
そのため、クライスラー・PTクルーザーを査定に出す場合は、「車査定・買取の窓口」でアメリカ車に強いお店を厳選してから、査定を依頼するようにしましょう。
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