トヨタのミニバンといえばアルファードやヴェルファイアが有名ですが、ミドルクラスミニバンとしてはヴォクシー、ノア、エスクァイアの3兄弟が挙げられますよね。

3兄弟といわれるだけあってヴォクシー、ノア、エスクァイアはとてもよく似ているように思えますが、それぞれ何が異なるのでしょうか？

トヨタのミドルクラスミニバンが欲しい方にとって、それぞれの違いをちゃんと理解したうえで、選びたいものですよね。

というわけで、こちらの記事ではヴォクシー、ノア、エスクァイアの3兄弟の違いについてご紹介します！

そもそもトヨタには4種類の店舗がある！

ミニバン3兄弟について理解するためには、まずトヨタの店舗の違いについて知っておく必要があります。

トヨタには、①○○トヨタ、②ネッツトヨタ、③トヨペット、④トヨタカローラの4種類の店舗がありますよね？なぜ同じトヨタなのに4種類も店舗があるのでしょうか・・・。

実はトヨタでは、客層に合わせてディーラーを種類分けてしているのです。表にすると以下のようになります。

そして、それぞれの店舗はターゲットとする客層が異なるため、販売する車種も店舗によって異なるのです。たとえば同じフルサイズミニバンであっても、ネッツトヨタではヴェルファイアを販売し、トヨペットではアルファードを販売している、といった具合です。

もうお気づきのように、ミニバン3兄弟もこの店舗（つまり客層）によって扱う車種を分けており、またそれぞれ客層に合わせた特徴を兼ねそなえているのです。

具体的には、

• ネッツトヨタ→ヴォクシー
• トヨペット→エスクァイア
• トヨタカローラ→ノア

となっています。

ミニバン3兄弟の特徴

それでは、トヨタのミニバン3兄弟のそれぞれの特徴について確認してみましょう。

ヴォクシー

3兄弟のうち、ネッツトヨタ向けに発売されたミニバンが「ヴォクシー」です。ネッツトヨタが10代～20代前半の若年層をターゲットとしていることもあり、3兄弟の中でも特にシャープで若々しいデザインを特徴としています。

現行モデルは、兄弟車であるノアと同じく2.0Lのガソリンタイプと1.8Lのハイブリッドタイプ、そして3列シートの7・8人乗りを採用。ちなみにヴォクシーはノアの兄弟車であり、さらにヴェルファイアの弟分というポジションでもあります。

ノア

ヴォクシーの兄弟車としてトヨタカローラから発売されたのが「ノア」です。ヴォクシーの兄弟車ということもあり、ヴォクシーとは内外装に違いがあるだけで、基本的な性能は同じです。2.0Lのガソリンタイプと1.8Lのハイブリッドタイプ、3列シートの7・8人乗りを採用しています。

エスクァイア

ミニバン3兄弟のなかでやや違いのあるのが、トヨペットの「エスクァイア」です。エスクァイアは3代目ノア・ヴォクシーをベースに開発されたモデルであり、ハイクラスの車種を扱うトヨペットの性格に合わせ、革やメッキを用いた高級ミニバンとなっています。

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